歯科技工士とは?

デンタルテクニシャン(歯科技工士)は、
人の笑顔をつくる、人の役に立てる仕事です。

高齢で歯を失ってしまった人の“入れ歯”を作ったり、虫歯になって穴が空いてしまった歯の“かぶせもの”や“詰め物”を作ったり、あるいは歯並びが悪い人の“矯正(きょうせい)装置”を作るのがデンタルテクニシャン(歯科技工士)の仕事。歯が治ったり入れ歯を入れて、食事がおいしく食べられるようになると、誰でもいい笑顔になりますし、健康にもいい影響を与えます。そして歯並びがきれいになると、誰でも笑顔が素敵になります。

このように、歯科技工士は人の役に立つとともに、素敵な笑顔をつくる仕事でもあります。

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デンタルテクニシャン(歯科技工士)の仕事

デンタルテクニシャン(歯科技工士)とは、歯科医療に用いられる詰め物や金属のかぶせもの、入れ歯や差し歯などの「歯科修復物」や、悪い歯並びを治すための「矯正装置」を作る技術者のことです。

歯科クリニックなどの歯科治療を行う場面で、デンタルテクニシャン(歯科技工士)に直接対面することはありませんが、患者さん一人一人に合わせた義歯や修復物を作るデンタルテクニシャン(歯科技工士)がいないと、穴を詰めたり、入れ歯を入れたりすることができません。
ですから、歯科治療は歯科医師(ドクター)だけでは成り立ちませんし、デンタルテクニシャン(歯科技工士)だけでも成り立たないのです。

デンタルテクニシャン(歯科技工士)の仕事の魅力と将来性

12年間の在学で国家資格が取得可能です。

医療系国家資格を取得するには、ほとんどが3年以上の修業年限になっていますが、デンタルテクニシャン(歯科技工士)は2年間で『国家資格』の取得が可能です。
修業年限が短いということは、経済的負担も軽く、その分、実社会へのスタートを早く切ることができるということです。

【主な医療系国家資格の修業年限】
  • 歯科技工士  2年
  • 歯科衛生士  3年
  • 視能訓練士  3年
  • 理学療法士  3~4年
  • 作業療法士  3~4年
  • 言語聴覚士  3年
  • 臨床検査技師 3年
  • 看護師    3~4年

2技術があれば年齢に関係なく高収入が得られる仕事です。

技工所などに勤務して定年を迎えても、高い技術力があれば独立開業することが可能です。また、高い技術力を武器に海外で活躍している人もいます。

3男女差がない仕事です。

技術さえしっかりしていれば、男性であっても女性であっても、仕事の内容にまったく差はありません。一方、女性の場合、結婚や子育てによっていったん職場を離れても、再就職の際に有利です。

4独立開業が容易な仕事です。

独立するには、技工のための加工機械などの設備が必要ですが、歯科技工で必要とする器具や機械類は大がかりなものが少ないので設備投資の負担が比較的少ないのも特徴の一つ。大がかりな機械がないということは、作業をする場所も広い場所を確保する必要がないということです。

5歯科医療の中で重要な役割を果たし、医療従事者としてやりがいのある仕事です。

高齢化社会の到来によって、高齢の方々が健康的な生活を送るために義歯(入れ歯)を入れたり、歯を治療するなど、歯科技工の需要がますます高まっていくことが予想されます。
また、口元の美しさを求めて、歯を白くきれいにする審美歯科に対する関心が高まっており、この分野でも歯科技工士の活躍の場が広がっています。

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歯って、大切!
噛むことでいろんな効果があります

  • その1

    胃腸の働きを欲します!食べ物をしっかり噛んで、唾液と混ぜ合わせることで、胃腸での消化吸収を高めます。

  • その2

    脳に刺激を与えます!噛むことで脳に流れる血液量が増えて、脳が刺激されます。噛むことで認知症の予防が期待されています。

  • その3

    だ液がガンの予防をします!発がん性物質に対して、その性質を抑える効果があると言われるだ液の分泌を促進します。